あの夜、私は「大丈夫」って思い込もうとしてた。
でも、心のどこかでずっとザワザワしてた。
好きでもない人と流れで関係を持った夜。
朝になって、何かが胸の奥に引っかかっていて、それは時間が経つほど不安に変わっていった。
検索履歴は「性病 潜伏期間」「初期症状 女性」「病院 恥ずかしい」ばかり。
頭では「きっと何もない」って自分に言い聞かせてたけど、心は信じきれてなかった。
そんな時、見つけたのが“自宅でできる性病検査キット”だった。
この記事は、あの夜から少しずつ「自分を大切にできるようになった」私の実体験です。
「不安だけど、病院に行く勇気もない」
「自分を守るって、どうすればいいの?」
そんな風に感じている人に、私の経験が少しでも届いたら嬉しいです。
あの夜から、ずっと不安だった私へ
あの夜、私は「なかったこと」にしようとした。
全部、なかったことにして、笑って過ごして、時間が経てば忘れられるって思ってた。
でも、心はずっと静かに揺れてた。
何も言わずに帰っていった彼の背中も、
あの夜にしたことも、
「私、こんなことするタイプじゃないのに…」って思う自分の声も、
全部ごまかして、見ないふりをした。
それでも、身体は嘘をつけない。
少しの違和感や、ちょっとした変化があるたびに
「まさか…?」って考えてしまう。
スマホをいじる手が止まらない。
“性病 女性 潜伏期間”
“性病 初期症状 いつから”
何回も検索して、同じページを開いて、同じ文章を読み返して、
それでも安心できなかった。
本当は、怖かった。
誰にも言えなくて、でもこのまま放っておくのも怖くて、
ベッドの中でひとり、天井を見つめながら「大丈夫」と唱える夜が何度もあった。
このブログは、そんな私が「ちゃんと自分の身体に向き合った」話。
怖かったけど、逃げずに一歩踏み出したことで、
少しずつ少しずつ、自己肯定感を取り戻していった話です。
性病のこと、誰にも言えなくて検索しまくった夜
誰にも言えなかった。
友達にも、彼にも、家族にも。
恥ずかしいとか、軽く見られたくないとか、そういう気持ちももちろんあったけど、
何より、「口に出した瞬間に現実になる気がして怖かった」。
だから私は、スマホの中に逃げた。
Googleにだけは、全部を正直に話せた。
“性病 女 症状”
“性病 初期症状 いつ出る”
“ワンナイト 性病 可能性”
検索しては「私じゃない」と思いたくて、でも何か引っかかって、また検索して。
いろんなページを読んでるうちに、だんだん余計に不安になってくる。
潜伏期間?
検査は2週間後が確実?
病院行くなら婦人科?性病科?保険証使うとバレる?
調べれば調べるほど、頭がぐちゃぐちゃになっていった。
最悪な想像ばかりして、勝手に泣きそうになったり、
「なんであんなことしちゃったんだろう」って自己嫌悪に襲われたり。
それでも、病院には行けなかった。
勇気が出ない。
誰かに顔を見られるのも、診察で何か言われるのも、全部こわかった。
この頃は、本当に心が追いつめられてたと思う。
誰かが「大丈夫だよ」って言ってくれるだけで、救われたかもしれない。
でも、そんな人はいなかった。
だから私は、自分で「大丈夫」を見つけるしかなかった。
私がSTDチェッカーを選んだ理由
いろんな検査方法があるって知った。
病院、保健所、自宅キット。
でも私にとって、病院も保健所も「無理」だった。
行く勇気がないし、診察で何か言われるのも嫌。
受付の人にバレたらどうしよう、誰かに見られたらどうしよう。
そんな不安ばかりが浮かんできて、結局一歩が踏み出せなかった。
だから、自宅でできる検査キットをひたすらに調べた。
もう何ページおすすめ記事を見たかわからない。
どこを調べても出てくるのが私が選んだ「STDチェッカー」。
公式サイトを開いて、思わず息をのんだ。
「これなら、誰にも知られずに検査できる」
- 匿名で検査できる
- 自宅に届いて、自分で採取して、ポストに投函するだけ
- 結果はネットで確認できる
- 中身がわからないように梱包されている
つまり、病院にも行かなくていいし、誰にも会わないで済む。
これ以上に安心な方法、私にはなかった。
「これしかない」って思って、すぐに注文した。
怖かったけど、それ以上に「知らないままでいること」が怖かった。
何より、「自分で自分を守れる」って実感が持てたのが、すごく大きかった。
実際にやってみた。中身、流れ、結果の見方まで全部紹介
注文してから2日後、ポストにキットが届いた。
白くてシンプルな封筒。差出人も「検査キット」とは書いていない。
これだけで、かなり安心できた。
中には説明書と採取キット、返信用封筒。
説明はわかりやすくて、「え?これで終わり?」って思うくらい簡単だった。
私が選んだのは、1万円くらいの女性用1位の性病セット(タイプQ女性用)。
クラミジア、淋菌、トリコモナス、カンジダ、クラミジア(のど)、淋菌(のど)の検査ができるやつ。
うがい液と腟分泌液を採取するだけでOK。
特別な器具も痛みもなかった。
時間にして5分くらい。
何より、「一人でできる」のが本当にありがたかった。
検体を返信用封筒(切手いらない)に入れてポストに投函。
あとは、結果が出るのを待つだけ。
数日後、検査申込書(お客様用控)から、スマホでID・パスワード・採取日を入力したら、結果見えるようになっていた。そしてドキドキしながら結果を見る。
「陰性」
その2文字を見て、涙が出そうになった。
「大丈夫だった」って安心と、「ちゃんと自分を守れた」って達成感。
仮に陽性だったとしても、早く気づけたことで手が打てた。
そう思うと、この検査は「ただの確認作業」じゃなくて、
私の人生を守るための選択だったと思う。
検査して、はじめてちゃんと安心できた
たった1ページの検査結果が、私の心を大きく変えた。
「大丈夫だった」っていう安心もあったけど、
それ以上に、「私はちゃんと自分に向き合った」っていう事実が、心を救ってくれた。
今までの私は、流されて、傷ついても見て見ぬふりをして、
「平気なふり」をすることで自分を守ってきた。
でも本当は、全然平気じゃなかった。
検査キットを使って、結果が届いたあの日から、
私は「ごまかす生き方」をやめた気がする。
「自分の身体に責任を持つことって、こんなに気持ちいいんだ」って思った。
誰のためでもなく、自分のためにやったことが、ちゃんと自信につながった。
安くはなかったけど、1万円で買った検査キットが、
「自己肯定感」を取り戻すきっかけになるなんて、想像もしなかった。
不安をごまかすより、行動するほうがずっと楽になる。
それを知ってから、私は少しだけ変われた気がする。
今、不安で動けないあなたへ伝えたいこと
もしかしたら、今これを読んでくれているあなたも、
「行動したいけど、怖い」と思っているかもしれない。
私もそうだった。
検索することしかできなくて、毎晩ベッドの中でモヤモヤして、
「こんなこと、誰にも相談できない」って思ってた。
でもね、誰にも言えないことほど、自分の心には重くのしかかる。
放っておけばおくほど、不安って大きくなるんだよね。
だから私は、伝えたい。
「あなたは悪くない」って。
そして、「あなたの身体は、あなたが守っていい」ってこと。
恥ずかしいことでも、軽く見られることでもない。
むしろ、自分を大切にするって、すごくかっこいいことだと思う。
私が使った「STDチェッカー」は、誰にも会わずに完結するし、匿名でできる。
誰かに頼らなくても、自分の力で安心を手に入れられる。
あの夜から私は、ちゃんと変われた。
あなたもきっと、大丈夫。
その一歩が、これからの自分を救ってくれるから。
\あなたの身体は、あなたが守って /
コメント